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めっきの歴史
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めっきの歴史
 

 めっきは漢字で「鍍金」と書き、れっきとした日本語です。めっきは古い歴史を持つ技術で、紀元前16世紀の北部メソポタミアでは鉄器などへのスズめっきが行われていました。その後日本には3~6世紀の古墳時代に伝来し、奈良の大仏の製作に用いられました。古くは無電解めっきしか行われていませんでしたが、19世紀になるとイタリアでボルタ電池が開発され、電気めっきが行われるようになりました。現在では金属だけでなくプラスチックやセラミックなどへのめっき技術も開発され、めっきの応用範囲がますます広がっています。