当社の技術・開発

当社の技術・開発

想像を創造に変えるスペシャリストがお客さまのご要望をカタチに。

めっきは歴史のある技術であり、装飾や防食を目的に始まったといわれています。しかし、現在ではこれらの領域に留まらずに、電気的、機械的、磁器的、化学的機能を発現させる、いわゆる機能めっきとして、多くのめっき技術が開発・実用化されています。
当社は、いち早く技術開発部門をスタートさせ、常に新しいニーズを追い求め、実験・現場導入を行ってきました。
想像を創造に変えるスペシャリストが、お客様の様々なご要望にお応えいたします。

次世代の技術開発を目指す先端技術イノベーションセンター

最先端のめっき技術の研究と開発を可能とするため、めっき工場とは別に先端技術イノベーションセンターを増設いたしました。最新の分析装置と開発先任者による新技術開発体制を構築しております。

  • 先端技術イノベーションセンター

  • センター内研究室

開発技術

当社独自の新しいめっきの例

  • やわらかい音色のでる金めっき
  • 反射率ゼロの黒色クロムめっき
  • 超外観型3価黒色亜鉛めっき
  • セラミック粉末へのニッケルめっき
  • 自由な色を選択できるカラーめっき

セラミクス複合素材への表面処理

最先端のめっき技術の研究と開発を可能とするため、めっき工場とは別に先端技術イノベーションセンターを増設いたしました。最新の分析装置と開発先任者による新技術開発体制を構築しております。

反射率ゼロの表面処理

自社開発の技術で反射率ゼロを達成

光学機器では乱反射光や不要入射光によるゴーストやフレアを防止するため、反射率ゼロの表面処理が求められます。しかし、従来使用されていた梨地黒アルマイト等では、反射率ゼロを達成することができませんでした。
当社が開発した自社開発の黒クロムめっきは、反射率ゼロを達成しており、現在電子部品の検査装置等へ採用されています。

医療機器の開発

重粒子線がん治療への貢献

重粒子粒子線治療とは、炭素イオンを、加速器で光速の60~80%まで加速し、これらをがん病巣に狙いを絞って照射する最先端の放射線治療法です。炭素イオンを加速するためには高周波電力が必要であり、導電性の高い表面処理を加速器内面に施す必要があります。当社では、加速器内面に均一な膜厚(50~100μm)で選択的に銅めっきを施す手法を開発し、400kwの高周波電力に耐えうる表面処理を可能としました。現在では、国内に5箇所存在する重粒子がん治療施設において、当社技術が採用されています。

導入事例 九州国際重粒子線がん治療センター(サガハイマット)

医療機器の開発

非接触式吸引器イメージ図

重粒子線加速器開発への参画を機に、医療機器分野へのチャレンジを新たに進めています。精密加工技術者や医療分野実務経験者の新規雇用を含めて医療機器開発チームを新たに設置し、2013年に「医療機器製造業許可」した後、自社ブランドでの製造・販売が可能となる「医療機器製造販売業許可」を取得しました。実務におきましては、九州大学との医工連携体制の下、内視鏡外科手術で使用する低侵襲性把持鉗子を開発し、市販化段階にいたっています。更に、福岡大学及び県内公的機関との産学官連携の元、非接触式吸入器の開発にも取り組んでいます。

  • リンパ節把持鉗子
    届出番号:40B2X10012000001

  • リンパ節把持鉗子
    製造業・販売業許可証

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